子供たちで

いまもまだやっているかどうかわかりませんが、
私の子供の頃は、
子供会で町中の古紙回収をやっていました。
古紙を回収して、
それを売ったお金を子供会の会費にするんです。
子供会では、
歓迎会やお誕生会、社会見学などを行っていました。
町の人たちも子供たちが古紙回収をすることを知っているので、
古新聞などを取っていてくれました。
古紙の回収日になると、
みんなでリヤカーをひいて町の人から古紙を集めるんです。
その日一日は古紙回収にかかりっきりで、
みんなで一生懸命古紙を集めました。
小さな町なので、
子供たちの力でも一日あればみんな古紙を集めることができます。
今のように古新聞を、
黙って持って行ってしまう人もいませんでした。
子供たちが集めに来るからと、
ちゃんと新聞をひもで結んで置いておいてくれました。
子供会のみんなで集めた古紙は、
一日の終わりに業者の人が引き取りにきてくれました。
その時々により、古紙の量は多かったり少なかったりしましたが、
それでも町中の古紙を集めるのでそれなりの金額になっていたようです。
寒い時なら、
おかあさんたちが甘酒などを作ってくれて、
古紙を集めるみんなに振舞ってくれました。
いまもまだああいった子供会の活動は続いているのでしょうか。
その町から引越してしまったのでわかりませんが、
市役所の清掃センターの回収日に新聞を出す時に、
たまに子供の頃古紙を回収したなと思いだすことがあります。
いまならさしずめ、
子供にリヤカーを引かせるなんて危ないなんて言う親がいそうです。
古紙回収でも、
自分たちが頑張ってやるからおもしろかったんですが、
もし危ないからなんて理由で古紙回収をしなくなっていたなら寂しいです。
友だち同士ゲームなどで遊ぶのもいいですが、
汗水たらして古紙を回収してまわれば、
お金のありがたさもわかり子供なりに達成感もあるものです。
私は古紙回収で、
お金の大切さと働くことの大切さを知りました。
いまでも子供会のあの古紙回収が続いていたらいいなと思います。